味噌作り

昨日ゆうパックで熊本から米麴が届きました。
麴は 池田屋醸造さんから取り寄せています。


土曜日に大豆を浸水させておきましたので 日曜の朝 大豆を茹でました。
いろんな配合の味噌をつくりましたが、一番人気の配合です。


材料 大豆500g (遺伝子組み換えでない国産大豆)
塩200g 米こうじ400g  ラミジップ袋(食品用)





作り方
大豆を優しく洗い 10~15時間水に浸します。(冬は長めに)
水の量の目安は 豆の高さの3倍の水 (1400CC)
圧力なべで茹でて 人肌にさまして よくつぶします。
塩と麴を混ぜておき 豆とさらに混ぜて 60回以上まぜる。
ボール状に丸めて空気を抜き チャックの袋に 空気の入らないように詰めます。


作り方の注意点は
大豆を煮る場合 食べてぼそぼそせず、親指と中指ではさんで、ねちっと つぶれる程度まで柔らかくにます。
硬かったら茹で直しする。 
塩は 海水でつくった一般的なものでいいです。


ビニール袋で仕込む場合は 袋が膨らんできますが 発酵が進んでいる証拠なので
まめに空気を抜いてなるべく袋内に空気の空間のないように気をつけてくださいね。
1週間に1回 袋の向きを縦にしたり横にしたり 置き方をかえて まめに触ってあげてください。これが重しのかわりです。


味噌の熟成温度は20度~30度。
冬はリビングなど 人が生活してる暖かい部屋に置いて 春くらいから夏場は涼しい場所へ移動してください。


3ヵ月から4か月で食べられますが 熟成は好みです。
発酵を止めたいときは 冷蔵庫へ入れるとよいです、ちなみに私は夏を越して9月ごろから食べるのが好きな味です。


カビが出た場合は
表面にでたカビの部分をスプーンで取り
 空気をしっかりと抜いて熟成を続けてください。
 袋表面に白いのが気になることがありますが チロシンと言ってたんぱく質(非必須アミノ酸の一種)なので気にしなくても大丈夫です。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
昨日 味噌を仕込みました。


優しく丁寧に洗った大豆を12時間ほど浸水しておきます。(前日)
給水した大豆は こんな感じになります。
つけ水ごと鍋に入れます。


私は アサヒ系金属の活力鍋(5.5リットルサイズ)で煮ます。
水加減を注意してくださいね。
鍋の大きさで 小さい鍋の時は 分けて煮てくださいね。
爆発したらこわい(笑)爆発はしなくても熱湯が飛び散る可能性あり。
沸騰してサポニン(大豆の泡)が出るまで 蓋はしめなくていいです、
大豆がひたひた被るくらいの水かな・・


泡は 豆の成分(サポニン)です。品質には問題ないです。



こんな感じです。
泡は気にしなくてもいいですが 取り除くこのひと手間をしておくと
鍋が汚れないので・・・洗う時に楽ちんです。



ここで 蓋を閉めます。
蓋をしめて シュシュと弁が回り始めたら 弱火にして7分。
(圧力なべは もう少し時間がかかるかも?です)
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 その間に ビニール袋に塩を200g 計量します。




塩の次は 塩が入ったまま 米麴を400g 計量します。



 塩と米麴を合わせます。
よ~く混ぜあわせます。塩切りというそうです。
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7分圧力かけて火を止めて 弁が下がったら 蓋をあけます。
ここで 大豆のかたさを確かめます。




熱いので火傷しないように 大豆を一粒とり 親指と人差し指で挟んで
ねちっと潰れたらOKです。
まだ堅いようなら もう少し柔らかくしてください。


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使うボールとザル ゴムベラ マッシャーなどは熱湯消毒しておいてね、



大豆が柔らかく煮えたら ボールの上にザルを置いて 鍋から移します。
煮汁と大豆にわけます。



大豆が熱いうちにマッシャーでつぶします。
人肌に冷めてから 手でつぶしても フープロでつぶしても大丈夫です、



こんな感じにつぶしたら 冷まします。




ラミジップ袋の上を折り返し 底を広げておきます。



つぶした大豆が人肌(40度)に冷めたら 塩切りした麴を2~3回に分けて入れていきます。
ここからは 手で混ぜていきます。(手を綺麗に洗ってね)
気になる人は 食品用の手袋をつけてくださいね。


塩切りした麴 1回め 投入 



手でしっかりと混ぜます。 



塩切りした麴 2回め投入 


しっかりまぜる


塩切りした麴 3回め投入 


全行程で60回以上(目安) 手で混ぜてくださいね。
ゴムベラは 周りの大豆を綺麗にするために入れてます。


60回以上 混ぜてると ベトベトしてる手が綺麗になります。
(大豆が手から離れて行く感じです)


ここまで来たら ここで6等分に丸めます。
ハンバーグの種みたいに空気を抜きます
硬さが重要で 耳たぶくらいの硬さです
ぱさぱさしてる時は 煮汁で調整して耳たぶくらいの硬さにします。



   




丸いボールの形より、長細い形にした方が、
袋に入れやすいです。入れる時に袋が汚れない。


 1個目をラミジップ袋に入れて げんこつグーでぴったりと底を作ります。


そこへ 2個目 入れてぴったりとくっつけて入れていきます・
また 3個め 入れてぴったりとくっつけて入れていきます・4個め5個め6個め。
空気が入らないように確かめながら(笑)何回も言います。(笑)



6個しっかりと詰めます。
袋の内側に大豆が付いたら 綺麗にふき取ってくださいね。
汚れているとカビの原因になります、
空気を抜いてチャックします。
しっかりと 空気を抜いてくださいね、
空気が残っていると カビの原因になります、

袋をひっくり返して 作った日付を記入しておきます。
お疲れさまでした。味噌の仕込み完了です。
家族の声を聴かせながら熟成していくのを心待ちにします♬♬





こんな感じで 熟成していきます。
手前のは もう食べごろの味噌です。




昨日は3つ仕込みました。
安城 北海道と書いてあるのは 大豆の産地です。






おいしくなぁ~~れ♬


熟成の様子もお伝えしますね~♬